お菓子食べながらポケモンと寝たい

ポケモンの話題が多いですが、決して怪しいブログではありません。

初代「ふたりはプリキュア」 のファンを始めたいなら、とりあえずこれだけ観とくといい

数か月前から、アマゾンのprime video で、初代「ふたりはプリキュア」の全話を閲覧できるようになっています。(15周年記念の一環)プリキュアはリアルタイム以外だと、DVDをレンタルするか購入するか、再放送を待つしか観る手段が無いので、アマゾンでいつでも見れるのは割とすごいことだと思っています。

というわけで、プリキュアファンを増やすために、僭越ながらNatuXaもちょっとした布教活動をしたいと思います、ブログで。

そのために、初代「ふたりはプリキュア」を全話観なおしました、一年分。

 

登場人物などの基本情報は公式サイトでおさらいしてください。

ふたりはプリキュア

 

全部で49話ありますが、ダークファイブジャアクキングと戦う1話~26話までと、闇の三戦士&ジャアクキングとバトる27話~49話までの、2部構成になっています。

もちろん49話全部観ていただくのがベストなんですが、結論を言いますと前半の1話~26話だけでもチェックしておけば十分です。27話以降も見所はあるんですが、初代「ふたりはプリキュア」のエッセンスである、

  • なぎさ(キュアブラック)とほのか(キュアホワイト)の友情と成長
  • 当時は斬新だった、女の子がボカスカ殴り蹴りまくるバトルスタイル
  • そもそもイメージカラーが黒白二色という、女児アニメのイメージとはかけ離れた組み合わせ(でもそれが、かっこいい)
  • 光と闇、それぞれの宿命

これらの要素は、ぶっちゃけ前半の方が凝縮されています。(あくまで、ワタクシの持論ですが)

 

前半で特に観て欲しいのは、主人公2人がすれ違ってケンカして仲直りしてが30分で描かれる怒涛の8話と、ダークファイブの一員であるキリヤを救うため闇世界の宿命に立ち向かう21話。2話とも、↑に挙げた4つのエッセンス全てが入っています。あと、バトルシーンがシリーズの中でもトップクラスに燃えます。あとは、ダークファイブと決着をつける回(5話、11話、20話、24話)と、ラスボスであるジャアクキングとの最終決戦回(25~26話)をチェックしておけばOK。

ちなみに後半でお勧めの回は、キュアホワイトが敵の術に嵌まって死にかける42話と、2度目のVSジャアクキングとなる47~49話です。あと、なぎさのクラスメイト兼ラクロス部仲間のシホとリナがメインの33話も、余裕があればぜひ。青春の一コマです。

 

バトルアニメとして観ても面白いし、NatuXaがプリキュアのファンになったのもそこからでしたが、所々に大人でも考えさせられるテーマを入れてくるのが、プリキュアが広く長く支持されている理由だと思います。初代「ふたりはプリキュア」だと、どうすればキリヤくんは助かったのかなーとか、なぎさとほのかがプリキュアとして戦う理由って何なんだろうなー、とか世界観や哲学的なテーマがありまして、作品を何度かじっくり観て作品に浸らないとそこまでは取っつき辛いかんじです(そこが良いんだけど)。

ただ、最近のプリキュアはもっと身近で、もっと三次元的で社会的なテーマを、女性視点で取り上げることが増えてきましたので、ファン初心者でも取っつきやすいかな、と。例えば直近ですと、「Hug!っとプリキュア」では男女の役割論(作中ではヒーロー、ヒロインと言う言葉を使っていた)や、無痛分娩&自然分娩、人造人間(アンドロイド)の心といったテーマを取り上げています。これをきっかけに、年齢性別関わらずファンが増えてくれると嬉しいですし、プリキュア制作陣の励みにもなるんではないでしょうか。

 

というわけで、プリキュアについてはこんなかんじで。

アマゾンプライムビデオは、たまに作品が入れ替わって見れなくなるアニメもあります。プリキュアもいつそうなるか分かりません。だから次の休日は四の五の言わずプリキュアを観ろ。