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みらいよち

ポケモンの話題が多いです。

本の紹介: 『フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠』

 

 

食事に強いこだわりがない人や、加工食品や外食が好きな人は読まない方がいいです。

 

加工食品の塩分・糖分・脂肪分と、この3つの栄養素を巡る加工食品メーカーの内部事情について、著者が関係者から見聞きした事実を淡々と述べている1冊。

1度読んでしまうと、加工食品メーカーの宣伝が全て胡散臭く感じてしまう(笑)。

 

健康が意識され始めてから食べるものには気を付けているという人も増えてきて、添加物黎明期のような加工食品は、消費者や団体やときには政府から叩かれる時代になってまいりました。

しかしこの本がメインで扱うのは、アセスルファムとか赤色5のような添加物ではなく、塩と砂糖と脂肪について。カタカナに気を取られて、見過ごしがちな人もいるかもしれません。

どうやらこの3つの成分には「至福ポイント」なるものがあるらしく、このポイントに近い食品ほど、消費者は食欲を増進され食べるのが止められなくなるとのこと。

ポテトチップの袋がいつの間にか空になっていたり、チョコレートクッキーを3枚で止めるつもりが10枚以上つまんでしまうのも、塩分糖分脂肪分の「至福ポイント」を利用した現象だということです。

 

もちろん、消費者がガンガン過食するほどメーカーは儲かるんだから、利用しない手はないぜ!

 

しかし時代は流れ、塩分糖分脂肪分で膨れ上がったお菓子が逆に非難の的になるときがやってきました。現在の健康ブームの前身ともいえる動きですね。

それに対して、ある食品メーカーは真摯に対応し、別の食品メーカーは売上の維持に四苦八苦し…と、加工食品の歴史にも触れることができます。

 

 

 

加工食品の構成物について、1度でも疑問に思ったりこれはイカンと感じたことがある人には、ぜひ読んでほしいです。

加工食品を食べるかどうか、食べるとしたら何を選べばいいのか、今一度見直すきっかけになります。

ちなみに、この本はあくまで事実をまとめているだけなので、これがいいとかあれが悪いというような回答はありません。加工食品に携わった人々の言葉や書かれた内容から、自分の頭で判断し自分の頭で、食生活について考えることができます。

まあ、タイトルに「至福の罠」ってあるくらいだから、今の食生活見直せよ!というのが回答といえるでしょうか。

 

 

 

とはいっても、美味しそうなお菓子やコンビニ飯が出たら食べたくなっちゃうし、自炊が面倒なときの加工食品ってやっぱり便利だし。手間暇とお金をかけずに美味しいものが食べれるって、幸せなことだと思います。多少の代償は支払っても。

 

なあに、塩と砂糖と油をちょっと多く食べすぎたからって死にやしないさ!

と開き直って読むぐらいが丁度いい。