リーリエスリーブ戦争について
リーリエちゃんのスリーブが高騰しています。
ちなみに元値は777円。
このスリーブの発売日当日は、ポケモンセンターでも取り合いへし合いの大乱闘が勃発したらしく、話題になっていましたね。
まあ、普通に可愛いよね、このスリーブのイラスト。
元値の2倍3倍出しても買っちゃうのは分かる。
ポケモンのデッキシールドは再販がされないので、発売時期を逃してしまうと入手するのは難しいものが多いです。これは事実。
だから、数年前の商品でもデザインが秀逸なものは高値で取引されます。
転売屋さんが血眼になるのは仕方がないんです。彼らにとってリーリエスリーブは絶好の商材でしょうから。
(だからって他の商品(=商材にならない商品)をゴミ同然に扱うのは非常識で許されない行為ですが。アマージョだって可愛いだろ!)
個人的には、これを機にポケモン側がスリーブの流通をもっと拡げてくれないかなー、と期待していたりします。
今回の騒動…というかポケモンに限らず転売騒動って、需要に対して供給を極端に絞ることが原因ですからね。
もちろん、騒ぎを起こしているのは常識のない転売屋たちで、あくまでメーカー側にとっては数ある経営手法の一つでしかないので、メーカーを責めるのはお門違いですが。
そもそも、転売屋の買い占めによる価格暴騰って寡占の一種だと思うのですが、法律的に対応できないもんなんでしょうかね。人数が多すぎるから駄目なのかな?
それから今回の事件でがっかりしたことが一つ。
ポケモン側の転売対策が不十分だったということです。
ポケモングッズの非常識な買占めは、今回が初めてではなく、メガトウキョーオープン時にも起こっています。
この画像左側のピカチュウぬいぐるみですが、他のピカぐるみには無い表情がとっても可愛らしいですよね! 怖い顔してるんだけど逆に萌えちゃうんですけど、的な。
このポケモンセンターメガトウキョー限定のピカチュウぬいぐるみが、数人の客(転売屋)によって大量に買い占められ、本当に欲しい人たちに行き渡らなかったという事件がありました。2年前の出来事です。
それ以来(かな?)、ポケモンセンター側は買い占めを控えるよう張り紙を貼ったり、数量限定の商品に関しては購入数を制限したりして、ある程度の対応を取るようになっていました。
なのに今回の出来事。
恐らく、ポケモン側は予想していなかったのでしょう。だってリーリエスリーブと同時に別のスリーブも販売してるし、「数量限定!」とか告知していたわけでもない。
なのに、リーリエちゃんだけが狙い撃ちされた。それも異常な購買意欲をもった大人たちによって。
しかし、転売屋たちは早くから行列して虎視眈々と狙っていたはずなので、予想外の事態とはいえ、ポケモン側も臨機応変な対策ができたのではないでしょうか。
例えば、行列を見た時点で新商品には全て購入数制限をかけるとか。
ネットを見れば転売屋たちの目的を調べることだってできたかもしれない。
こういうときにこそ、メガトウキョー限定ピカチュウの経験が活かされていればなー…と思います。
ポケモンセンターはポケモンファンの楽園なので、こういうニュースはとても悲しいのです。自分の好きな場所が踏みにじられたり、なくなったりするのは誰だって悲しいのです。
そして、今回の事件でまた「転売」という行為そのものが肩身の狭い思いをします。それも苦しいです。私も中古品の転売をしてお小遣い稼ぎしているので。
二度と同じことが起こらないことを切に願います。
買い占めよくない。